【2月5日 AFP】ローマ法王庁(バチカン)は5日、ローマ・カトリック教会のフランシスコ(Francis)法王がキューバで来週、ロシア正教会のキリル総主教(Patriarch Kirill)と会談すると発表した。ローマ・カトリック教会の法王とロシア正教会の総主教との会談は、史上初めてとなる。

 11世紀の分裂以降初めてとなるこの会談は、キューバのハバナで12日に開催される予定。フランシスコ法王はメキシコ訪問の前にキューバへ立ち寄る予定だった一方、キリル総主教はキューバを公式訪問する予定になっていた。

 1054年の分裂以降、ローマ教会と正教会は何世紀もの間、冷え切った関係が続いていた。(c)AFP