【2月2日 AFPBB News】1月30日、和歌山県太地町のイルカの追い込み漁を批判し、アカデミー賞(Academy Awards)を受賞した『ザ・コーヴ(The Cove)』を反証するドキュメンタリー映画『ビハインド・ザ・コーヴ〜捕鯨問題の謎に迫る〜(Behind “THE COVE”)』の上映が、東京・新宿のK's cinema(ケイズシネマ)で始まった。

 日本の捕鯨問題に疑問を持ち始め、貯金を切り崩しながら独自で取材を始めた八木景子(Keiko Yagi)監督。太地町に約4ヶ月間滞在し、元捕鯨漁師、太地町長などへの取材に加え、『ザ・コーヴ』のルイ・シホヨス(Louie Psihoyos)監督や、同作品の主演でもあるイルカ保護活動家のリック・オバリー(Ric O'Barry)氏などにインタビューを行っている。八木氏の初作品で、ハリウッド・メジャー映画会社の日本支社勤務後、自身の会社「合同会社八木フィルム」を設立し、制作に臨んだ。本作品は、昨年8月には「第39回モントリオール世界映画祭」でも上映された。

 捕鯨問題を巡っては、今年に入ってからも、オバリー氏が成田国際空港にて日本への入国を拒否されるなどの事案が起こっている。八木氏によれば、本作品上映にあたっても、上映前夜の29日夜、映画の公式サイトと劇場のケイズシネマ公式サイトが閲覧できない状態となり、サイバー攻撃の対象となった可能性があるという。(c)AFPBB News