【2月2日 AFP】アフガニスタンの首都カブール(Kabul)にある警察本部で1日に発生した自爆攻撃の死者は、当局によると20人に達した。この攻撃について、同国の旧支配勢力タリバン(Taliban)が犯行声明を出した。

 自爆攻撃は、警察本部内に入ろうと列をなして待っていた警察官らのそばで発生。同国内務省は声明で、「アフガン国家治安警察本部付近で発生したテロ攻撃により、20人が殉職し、29人が負傷した」としている。同省高官がAFPに語ったところでは、死者は全員が警察官だった。負傷者のうち少なくとも3人が重体だという。

 今回の攻撃はここ数か月で最悪規模の犠牲を出した。犯行声明を出したタリバンのザビフラ・ムジャヒド(Zabihullah Mujahid)報道官はツイッター(Twitter)で、警察の死傷者は最大40人に上ったと発表した。(c)AFP