【1月28日 AFP】フィギュアスケート欧州選手権(ISU European Figure Skating Championships 2016)は27日、スロバキアのブラチスラバ(Bratislava)で男子シングル・ショートプログラム(SP)が行われ、大会3連覇中のハビエル・フェルナンデス(Javier Fernandez、スペイン)が自己最高となる102.54点を記録し、SP首位発進を果たした。

 パコ・デ・ルシア(Paco de Lucia)とプラシド・ドミンゴ(Placido Domingo)の『マラゲーニャ(Malaguena)』に乗せて演技した24歳のフェルナンデスは、2つの4回転ジャンプを成功させ、圧巻の滑りを披露した。

 ロシアのマキシム・コフトゥン(Maxim Kovtun)が88.09点で2位に、チェコのミハル・ブレジナ(Michal Brezina)が84.30点で3位に入ったが、フェルナンデスとは15点前後の大差がついている。このため、まだ28日のフリースケーティング(FS)が残っているものの、フェルナンデスが4年連続の欧州王者の座を獲得する可能性は高い。(c)AFP