【1月23日 AFP】(写真追加)記録的な猛吹雪の到来に厳戒態勢を取っている米首都ワシントン(Washington D.C.)は22日、大雪に見舞われた。気象予報によると今後36時間の積雪はワシントンとその周辺で61センチに達する見通しで、ミュリエル・バウサー(Muriel Bowser)市長は、命の危険があるとして外出を避けるよう市民に呼び掛けている。

 米国立気象局(NWS)によれば、吹雪の影響はワシントンからニューヨーク(New York)にかけて米東海岸の広域に及ぶとみられ、南部の州でも既に雪やみぞれが観測されている。航空便の欠航が相次ぎ、人々が食料品店に殺到する中、米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)は今回の猛吹雪をゴジラならぬ「スノージラ(Snowzilla)」だと伝えている。

 ワシントンでは各省庁や学校が全て閉鎖となり、公共交通機関も22日夜から25日朝まで運行を休止する。(c)AFP/Becca MILFELD