【1月13日 AFP】(更新)韓国国防省は13日、北朝鮮との軍事境界線を侵犯して飛行してきた、北朝鮮のものとみられるドローン(無人機)に対し、韓国軍の兵士が威嚇射撃をしたことを明らかにした。

 同省によると、国籍不明のドローンは同日午後2時10分(日本時間同)頃、首都ソウル(Seoul)の北約47キロの都羅山(Mount Dora)にある同国軍の監視所付近で、軍事境界線を越えて韓国領に約「数十メートル」侵入した。韓国軍がスピーカーによる放送と威嚇射撃で警告すると、「ドローンは直ちに北朝鮮側へ戻った」という。

 聯合(Yonhap)ニュースは、機関銃による威嚇射撃で約20発が発射されたと報じている。(c)AFP