【1月11日 AFP】米ディズニー(Disney)は10日、人気SF映画「スター・ウォーズ(Star Wars)」シリーズ最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒(Star Wars: The Force Awakens)』の興行収入が累計17億3000万ドル(約2020億円)となったことを明らかにした。中国での好調な滑り出しを受け、世界の総合興行収入でこれまで3位だった映画『ジュラシック・ワールド(Jurassic World)』を抜いたという。

 ディズニーによると、シリーズ7作目となる同作品の先週末の興行収入は推定1億4590万ドル(約174億円)で、このうち5300万ドル(約62億円)は中国での収入だった。

 また、同作品は4週間連続で北米の興行収入1位を独占。累計収入が8億1200万ドル(約950億円)に達した。同作品は、北米での総合興行収入1位となっている。

 ディズニーが発表した声明によると、「国際市場で最後に公開が始まった中国で、週末2日間の興行収入が推定5300万ドルとなったことから、このような結果となった。この数字は、中国での映画公開直後の週末の興行収入としては過去最高で、また公開直後の土曜の収入でも過去最高となった」という。

 また、中国での好調な出足に支えられ、同作品の世界全体の興行収入は17億3000万ドルを超え、『アバター(Avatar)』の27億9000万ドル(約3270億円)、『タイタニック(Titanic)』の21億9000万ドル(約2563億円)に続き3位になったという。同2作品とも、ジェームズ・キャメロン(James Cameron)監督の作品。(c)AFP