【1月7日 AFP】(更新、写真追加)リビア西部ズリテン(Zliten)にある警察の訓練施設が7日、爆弾を積載したトラックによる自爆攻撃を受け、50人以上が死亡した。政情不安が続く同国で2011年の革命以降に起きたものとしては最多の死者を出した攻撃となった。

 地元治安当局筋がAFPに語ったところによると、自爆犯は午前8時半(日本時間同日午後3時半)ごろ、警察施設で爆発物を搭載した給水車を爆発させた。保健省の報道官によると、50~55人が死亡、少なくとも100人が負傷した。

 犯行声明は今のところ出ていないが、同国では過去に、国内で影響力を増大させているイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」による自爆攻撃が多数起きている。(c)AFP