【1月7日 AFP】仏パリ(Paris)で、洗練されたおしゃれな街路として名高いシャンゼリゼ(Champs-Elysees)通りが毎月1回車両の通行が禁止され、歩行者天国となる。アンヌ・イダルゴ(Anne Hidalgo)パリ市長が6日、明らかにした。実施は4月からの予定だという。

 コンコルド広場(Place de la Concorde)から凱旋門(Arc de Triomphe)に延びる大通りは交通量が多いうえ、8車線の道路には記念撮影に訪れる旅行者を乗せた観光バスが数珠つなぎに停車しており、通りの美しさが損なわれている。

 月一度の車両通行止めが導入されれば、「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)」といった世界屈指の高級店が立ち並ぶシャンゼリゼ通りをゆっくりと散策することができそうだ。(c)AFP