【1月6日 AFP】スペイン1部リーグ、レアル・マドリード(Real Madrid)の新指揮官に就任したジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)監督が5日、本拠地サンチャゴ・ベルナベウ(Santiago Bernabeu stadium)で記者会見に臨み、「難しい」挑戦になると認めつつも、タイトル獲得に意欲を見せた。

 メディアの注目が集まった記者会見で、「難しいが刺激的なチャレンジだ。前向きに挑みたいし、自分のすべてをかけてタイトルを獲得したい。私が率いるのは世界最高のチームだ」と語ったジダン監督は、「目標は勝つこと。獲得可能なタイトルが2つ残っている」と続け、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2015-16)とリーグ戦でのタイトル獲得を目標に挙げた。

 4日の夜、フロレンティーノ・ぺレス(Florentino Perez)会長がラファエル・ベニテス(Rafael Benitez)前監督の解任を決めたレアルは、すぐさま下部組織のレアル・マドリード・カスティージャ(Real Madrid Castilla)を率いていたジダン監督をトップチームの指揮官に昇格させた。

 43歳の新指揮官は、5日午前には5000人のファンが集まったエスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノ(Estadio Alfredo di Stefano)に姿を見せ、クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)、ギャレス・ベイル(Gareth Bale)といったスター選手たちを初めて指導している。