ギリシャ沖でボート転覆、移民の2歳男児が水死 死亡者は今年初
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【1月3日 AFP】ギリシャのアガトニシ(Agathonisi)島沖で2日、移民らを乗せた過密状態のゴムボートが岩に衝突して転覆し、2歳の男の子が水死した。同国の沿岸警備隊が明らかにした。今年に入って死亡が確認された移民は、この男児が初めて。
乗船していた他の移民39人は、船外に投げ出された女性1人を含め、地元漁師の通報により駆け付けた沿岸警備隊に救出されたという。
ボートは同日早朝、強風が吹きつける中、トルコを出発。沿岸警備隊によると、男児の遺体は漁師によって海から引き揚げられたという。
男児の母親を含む移民らは、現場から50キロに位置するサモス(Samos)島ピタゴリオ(Pythagorio)の港に移送された。
移民たちの国籍については今のところ明らかになっていない。(c)AFP