【12月31日 AFP】15-16NBAは30日、各地で試合が行われ、ステフェン・カリー(Stephen Curry)を欠いたゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)が91-114でダラス・マーベリックス(Dallas Mavericks)に敗れ、今季2度目の黒星を喫した。

 マーベリックスは、左ふくらはぎの負傷のため欠場したカリーの不在を最大限に生かし、ウォリアーズに最大30点差をつけた。MRI検査の結果、カリーの骨などに異常は無いという。

 ウォリアーズのルーク・ウォルトン(Luke Walton)暫定ヘッドコーチ(HC)は、「深刻でなければ、われわれは大丈夫だ。彼には数日の休養が必要だろう」と語っている。

 カリーがベンチから戦況を見守る中、試合を通じてウォリアーズは苦しんだ。

 42-60とマーベリックスがリードしてハーフタイムを迎える中、ハリソン・バーンズ(Harrison Barnes)や控えのリアンドロ・バルボーサ(Leandro Barbosa)、フェスタス・エジーリ(Festus Ezeli)も負傷で欠場していることもあり、ウォルトン暫定HCができることは限られていた。

 クレイ・トンプソン(Klay Thompson)は15本でわずか4本のフィールドゴールと2本中1本のフリースロー成功にとどまり、11月12日以降では最低の10得点と最悪の一夜を過ごした。

 珍しく攻撃陣が停滞したウォリアーズは、守備陣も無力だった。

 前半奪った60点のうち32点をペイント内から挙げたマーベリックスは、第3クオーター残り5分ほどのところで83-53と大きくリードを広げた。

 マーベリックスは負傷欠場のデロン・ウィリアムス(Deron Williams)に代わり4試合連続先発したJJ・バレア(J.J. Barea)がゲームハイの23得点、ダーク・ノビツキー(Dirk Nowitzki)が18得点、8リバウンド、ザザ・パチューリア(Zaza Pachulia)が14得点、15リバウンドで今季17度目のダブルダブルを記録している。

 これで29勝2敗となったウォリアーズは、31日のヒューストン・ロケッツ(Houston Rockets)戦で挽回を狙う。(c)AFP