【12月29日 AFP】世界保健機関(WHO)は29日、西アフリカのギニアで、エボラ出血熱の流行が終息したと宣言した。同国は、史上最悪規模となった今回のエボラ大流行のきっかけとなったとされている。

 WHOは声明で「本日、ギニアでエボラウイルスの感染が終息したと宣言する」と述べた。また「(エボラ感染の)新たなケースが出た場合、周囲に拡大する前にすぐに特定されるよう、90日間の高度な監視期間」にギニアは移行するとした。

 エボラ出血熱の流行に見舞われた同じ西アフリカのリベリアおよびシエラレオネでは、すでに終息宣言が出されている。(c)AFP