【12月27日 AFP】15NFLは26日、第16週の1試合が行われ、ワシントン・レッドスキンズ(Washington Redskins)が38-24でフィラデルフィア・イーグルス(Philadelphia Eagles)に勝利し、NFC東地区のタイトルとプレーオフの切符を手に入れた。

 3連勝を飾り、シーズン戦績を8勝7敗としたレッドスキンズは、2012年以来となるポストシーズン進出を果たしている。

 一方、敗れたイーグルスは6勝9敗となり、プレーオフ進出の可能性が消滅した。チップ・ケリー(Chip Kelly)ヘッドコーチ(HC)が率いた最近3シーズンで、プレーオフを逃したのは今回で2度目となる。

 レッドスキンズが勝利したことで、ニューヨーク・ジャイアンツ(New York Giants)のプレーオフ進出もなくなった。6勝8敗のジャイアンツは、27日にミネソタ・バイキングス(Minnesota Vikings)との試合を控えている。

 レベルの低い混戦状態が続いていたNFC東地区だが、ダラス・カウボーイズ(Dallas Cowboys)はすでに敗退が決まっている。

 強豪のいない東地区にあっても、昨季は4勝12敗、今季も途中まで5勝7敗だったレッドスキンズの戴冠を予想する人は多くなかったが、チームはQBカーク・カズンズ(Kirk Cousins)の力強いプレーを武器に、シーズン終盤に盛り返して優勝を果たした。

 カズンズはこの日も4タッチダウンパスを記録。雨のなか、パス46本中31本成功で365ヤードを稼ぎ、インターセプトは一本も与えなかった。しかし、そのカズンズも仕事を完璧にこなしたわけではなく、前半終了間際に判断ミスを犯し、チームは少なくともフィールドゴールのチャンスを1回逃している。 (c)AFP