【12月16日 AFP】人気SF映画シリーズ「スター・ウォーズ(Star Wars)」の最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒(Star Wars: The Force Awakens)』が16日、フランスや南アフリカなどの一部の国で一足早く公開が始まる。前作品から10年近くの時を経ての公開となる。

 過去数か月にわたって小出しにされた予告編を通じて、世界中のファンたちは、新たな作品への興味をかき立てられてきた。14日には、ハリウッドでプレミア上映会が行われたが、ハリウッドセレブたちはにこやかに登場するだけで、皆一様に物語の展開には口をつぐんだ。

 米国での一般公開までにはまだ2日あるが、一部の熱烈なファンにとっては、その48時間が長すぎるとみられ、最高5000ドル(約60万円)を支払い、同日パリ(Paris)を訪れているという。

 他方、ロサンゼルス(Los Angeles)の空港では15日、ハリウッドでのプレミア上映会に参加したスターたちが、今度は英ロンドン(London)のプレミア上映会に出席するため特別チャーター機「R2-D2 ANA JET」に乗り込んだ。

 この全日空(All Nippon AirwaysANA)の旅客機は、映画に登場するロボット「R2-D2」のデザインをあしらったボーイング787-9型機の特別塗装機だ。(c)AFP