【12月15日 AFP】15NFLは14日、第14週の試合が行われ、ニューヨーク・ジャイアンツ(New York Giants)は31-24でマイアミ・ドルフィンズ(Miami Dolphins)を下し、プレーオフ進出に向けてのチャンスを広げた。

 ジャイアンツはレギュラーシーズン3試合を残して6勝7敗とし、ワシントン・レッドスキンズ(Washington Redskins)、フィラデルフィア・イーグルス(Philadelphia Eagles)とともにナショナル・カンファレンス(NFC)東地区の首位タイに並んだ。一方、敗れたドルフィンズは5勝8敗でポストシーズン進出の可能性が無くなった。

 スーパーボウル(Super Bowl)で2度優勝を経験しているジャイアンツのQBイーライ・マニング(Eli Manning)は、この日4本のタッチダウンパスに成功。31本中27本と球団記録を更新する87.1パーセントのパス成功率を記録し、337ヤードを獲得した。

 敵地マイアミ(Miami)では1996年以来となる逆転勝利を飾ったジャイアンツは、7度のキャッチで166ヤードを獲得したオデル・ベッカム(Odell Beckham)が後半に2度決めたタッチダウンで勝ち越した。

 ドルフィンズは第3クオーターにQBライアン・タネヒル(Ryan Tannehill)がケニー・スティルス(Kenny Stills)へ47ヤードのタッチダウンパスを通し、24-17とリードを奪った。

 しかしジャイアンツは、マニングがこの日3本目となる6ヤードのタッチダウンパスをベッカムに通し、同点に追いつくと、さらに第4クオーター残り11分13秒で再びマニングがベッカムへ84ヤードのタッチダウンパスを通し、ジャイアンツが決勝点を挙げた。(c)AFP