【12月14日 AFP】バドミントンのBWFワールドスーパーシリーズファイナルズ(BWF World Superseries Finals 2015)は13日、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ(Dubai)で各種目の決勝が行われ、男子シングルスで桃田賢斗(Kento Momota)が優勝を飾った。

 昨年、国別対抗戦トマス杯(Thomas Cup 2014)で日本の初優勝に貢献した桃田は、決勝で世界ランク6位のヴィクター・アクセルセン(Viktor Axelsen、デンマーク)と対戦し、21-15、21-12でストレート勝ちを収めた。

 前日の試合で、世界1位のチェン龍(Long Chen、チェン・ロン、中国)を破ったアクセルセンだが、決勝ではその強さが存分に発揮できなかったようだ。

 桃田は、ラッキーなポイントがいくつかあったことを認めながらも、自分の戦術に従ったことが奏功したと話しており、その言葉通り、ドロップショットやネット際のプレー、さらにジャンピングスマッシュでアクセルセンを苦しめた。

 奥原希望(Nozomi Okuhara)が女子シングルスを制し、この日は日本人がダブル優勝を果たしている。(c)AFP