【12月14日 AFP】バドミントンのBWFワールドスーパーシリーズファイナルズ(BWF World Superseries Finals 2015)は13日、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ(Dubai)で各種目の決勝が行われ、女子シングルスで奥原希望(Nozomi Okuhara)が優勝した。

 王儀涵(Yihan Wang、ワン・イーハン、中国)と対戦した奥原は、第1ゲームで19-20とゲームポイントを握られたが、ここからネットインで2ポイントを連取。さらに、第2ゲームでも9-15とリードされながら粘り強く戦って逆転すると、最後は22-20、21-18のストレートで勝利した。

 世界女王のキャロリーナ・マリン(Carolina Marin、スペイン)を1週間で2回破った奥原は、元世界ランク1位のサイナ・ネワル(Saina Nehwal、インド)や、前回覇者の戴資穎 (Tzu Ying Tai、タイ・ツーイン、台湾)を退けるなど、世界の強豪を次々に倒して決勝に駒を進めていた。

 男子シングルスでは桃田賢斗(Kento Momota)が優勝を果たしており、来年のリオデジャネイロ五輪では、日本人選手のメダル獲得に期待が高まっている。(c)AFP