【12月9日 AFP】(一部更新)アフガニスタン南部カンダハル(Kandahar)で8日、旧支配勢力タリバン(Taliban)の武装集団が空港を襲撃し、アフガニスタン軍と夜通しの銃撃戦となり、9日までに民間人や軍兵士を含む少なくとも37人が死亡、35人が負傷した。武装集団のうちの1人が今もなお抵抗しているという。同国国防省が同日、述べた。

 国防省は「武装集団のうち9人が死亡、1人が負傷し、1人が今もなお抵抗している」と述べた。

 地元住民によると、軍の兵士たちが、叫び声を上げる女性と子どもたちを解放するよう武装集団を説得するの聞いたという。

 ある治安当局者はAFPに対し、武装集団が民間人を「人間の盾」に使っており、掃討作戦を困難にしていると語っていた。(c)AFP