【12月9日 AFP】バングラデシュ北部で10月に日本人男性が殺害された事件で、警察当局は8日、地元イスラム過激組織の司令官とされる容疑者の一人が、犯行を自供したことを明らかにした。

 犯行を自供したのは、マスード・ラナ(Masud Rana)容疑者(22)。先週、イスラム教の少数派一派スーフィ教の指導者を11月に殺害した容疑で逮捕されたが、後に、現地で農業関係のプロジェクトに携わっていた日本人の星邦男(Kunio Hoshi)さんが射殺された事件でも取り調べを受けていた。

 地元警察の幹部はAFPに「容疑者は、2人の共犯者と共に、リキシャ(三輪自転車タクシー)に乗っていた日本人男性を射殺したと自供した」と述べた。また、捜査官の一人によると、同容疑者逮捕の際に「隠し持っていた大量の手製爆発物や鋭い刃物が見つかった」という。

 事件に対しては、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が犯行声明を出していた。ISは、星邦夫さん殺害の数日前に首都ダッカ(Dhaka)で援助活動家のイタリア人男性が射殺された事件にも犯行声明を出している。一方の政府は、同国でISが活動している証拠はないと主張している。(c)AFP