【12月1日 AFP】15-16NBAは30日、各地で試合が行われ、ステフェン・カリー(Stephen Curry)が26得点を挙げたゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)は、終盤に猛攻をみせたユタ・ジャズ(Utah Jazz)を106-103で振り切り、開幕からの連勝記録を19に伸ばした。

 ウォリアーズは敵地ビビント・スマート・ホーム・アリーナ(Vivint Smart Home Arena)でジャズの猛攻を受け、苦戦を強いられたが、カリーが同点で迎えた試合時間残りわずかの場面で3ポイントシュートを決め、またしてもチームの救世主になった。

 チームの絶対的存在であるカリーの活躍により、またしても勢いを得た王者ウォリアーズは、ロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)が持つ歴代最長記録の33連勝にまた一歩近づいている。

「これで一段上がれたね」と語ったカリーは、「記録のなかで忘れられがちなのは、これまで必死に戦ってきた数々の厳しい試合だ。今夜のようにね。ロード初戦で激しい試合をものにすることができた」とコメントした。

 ウォリアーズでは、カリーのほかにドレイモンド・グリーン(Draymond Green)が20得点9リバウンド7アシスト、クレイ・トンプソン(Klay Thompson)が20得点を記録した。

 一方、今季の通算成績を8勝8敗としたジャズは、ゴードン・ヘイワード(Gordon Hayward)が24得点、デリック・フェイバーズ(Derrick Favors)が23得点、ルディ・ゴベール(Rudy Gobert)は13得点11リバウンドを記録した。

 この日からロード7連戦に突入したウォリアーズは、今後もシャーロット・ホーネッツ(Charlotte Hornets)、トロント・ラプターズ(Toronto Raptors)、インディアナ・ペイサーズ(Indiana Pacers)といった厳しい相手との対戦が控えている。(c)AFP