【12月1日 AFP】15-16イタリア・セリエAは30日、第14節の試合が行われ、ナポリ(SSC Napoli)が2-1でインテル(Inter Milan)に勝利し、リーグ首位に浮上した。

 ナポリはゴンサロ・イグアイン(Gonzalo Higuain)が2得点を挙げる活躍をみせ、退場者を出したインテルを本拠地サン・パオロ・スタジアム(San Paolo Stadium)で破った。

 前節終了時点で首位に立っていたインテルは、今季のリーグ戦で黒星を喫したのは開幕戦だけとなっている2位ナポリに勝ち点2差をつけ、敵地に乗り込んだ。

 リーグ優勝を目指すインテルは、試合開始早々に先制点を許して出ばなをくじかれると、前半終了間際には長友佑都(Yuto Nagatomo)が退場処分となり、今節の首位キープは難しくなったようにみえた。

 しかし、チームを立て直して後半を迎えたインテルは、2点ビハインドの同22分にアデム・リャイッチ(Adem Ljajic)のゴールで1点を返すと、その後も決定的な場面を作ったがポストに嫌われ、同点に追いつくことはできなかった。

 この結果、ナポリはインテルを勝ち点1差で上回り、今季初めてリーグ首位に立った。インテルは2位に後退し、そこから1差の3位には、同日の試合でサッスオーロ(US Sassuolo)と1-1で引き分けたフィオレンティーナ(Fiorentina)が続いている。(c)AFP