【11月25日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2015-16)は24日、各地でグループリーグ第5節が行われ、グループFのバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は4-0でオリンピアコス(Olympiacos)に快勝し、決勝トーナメント進出を決めた。

 バイエルンは前半8分、ドウグラス・コスタ(Douglas Costa)のゴールで先制すると、同16分にロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)、20分にはトーマス・ミュラー(Thomas Mueller)が追加点を挙げた。

 その後、バイエルンは7か月ぶりにけがから復帰した26歳のホルガー・バドシュトゥバー(Holger Badstuber)が退場になったが、後半25分にU21フランス代表のキングスレイ・コマン(Kingsley Coman)のゴールで突き放した。

 この結果、バイエルンはディナモ・ザグレブ(Dinamo Zagreb)との最終節を2週間後に控え、グループFの首位通過が確実になった。 

 バイエルンの主将フィリップ・ラーム(Philipp Lahm)は、英スカイ・スポーツ(Sky Sports)に対し、「グループリーグを首位で終えることが重要だ。そうなれば、決勝トーナメントの第2戦をホームで戦えるアドバンテージを手にすることができる。良い形で今年を締めくくりたい」とコメントした。

 一方、9月に行われたグループ初戦に続き、バイエルンに連敗した現在グループ2位のオリンピアコスは、2週間後にホームで行われるアーセナル(Arsenal)戦で負けなければ、自力でベスト16入りを果たすことができる。(c)AFP