【11月24日 AFP】男子テニスの最新の世界ランキングが23日に発表され、英ロンドン(London)で開催された今季最終戦のATPワールドツアー・ファイナル(ATP World Tour Finals 2015)で4連覇を果たしたノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)が、圧倒的な差をつけてトップの座を維持した。

 22日の決勝でロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)をストレートで退けたジョコビッチは、2位のアンディ・マレー(Andy Murray、英国)との差を、約8000ポイントにまで広げた。

 ベルギーとの国別対抗戦デビスカップ(Davis Cup 2015)決勝を控え、母国のエースとして臨戦態勢に入っているマレーは、世界2位でシーズンを締めくくることが確定し、来年1月の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2016)では、大会第2シードに入ることが濃厚になった。

 ランキング上位では、フェデラーがマレーに405ポイント差としているほかに変動はなく、スタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)は4位、ラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は5位を維持している。

 最新のATPランキングは以下の通り。

1位:ノバク・ジョコビッチ/1万6585ポイント

2位:アンディ・マレー/8670ポイント

3位:ロジャー・フェデラー/8265ポイント

4位:スタン・ワウリンカ/6865ポイント

5位:ラファエル・ナダル/5230ポイント

6位:トマス・ベルディハ(Tomas Berdych、チェコ)/4620ポイント

7位:ダビド・フェレール(David Ferrer、スペイン)/4305ポイント

8位:錦織圭(Kei Nishikori)/4235ポイント

9位:リシャール・ガスケ(Richard Gasquet、フランス)/2850ポイント

10位:ジョーウィルフリード・ツォンガ(Jo-Wilfried Tsonga、フランス)/2635ポイント

(c)AFP