奥原が香港オープンで準優勝、世界1位に善戦し「自信になった」
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【11月23日 AFP】バドミントンの香港オープン(Hong Kong Open 2015)は22日、女子シングルス決勝が行われ、奥原希望(Nozomi Okuhara)は17-21、21-18、20-22でキャロリーナ・マリン(Carolina Marin、スペイン)に敗れ、準優勝に終わった。
大会第1シードのマリンは、マッチポイントを5回失いながらも、1時間24分に及ぶ激闘を制し、今季6個目のタイトルを獲得した。
マリンは試合後、「厳しい試合でした。相手は終盤に追い上げましたが、とにかく自分を落ち着かせ、勝てると前向きに考えるようにしていました」と語った。
8月に行われた第22回世界バドミントン選手権大会(2015 TOTAL BWF World Championships)で2連覇を果たすなど、今季絶好調のマリンは、世界ランキングも8位から1位に上昇している。
一方、9月に行われた母国開催のヨネックスオープンジャパン2015(YONEX OPEN JAPAN 2015)決勝で、山口茜(Akane Yamaguchi)との日本勢対決を制して初優勝を飾った20歳の奥原は、昨年大会の準決勝でマリンから勝利を収めているが、続く決勝で台湾の戴資穎 (Tai Tzu-ying、タイ・ツーイン)に敗れ、優勝を逃している。
奥原は、「負けはしましたが、世界1位のマリンに(第3ゲームまで)どうにか食らいつけましたので、自信になりました」と語った。(c)AFP