【11月17日 AFP】米ニューヨーク(New York)の「9.11記念博物館(National September 11 Memorial Museum)」で16日、仏パリ(Paris)で起きた連続襲撃事件の犠牲者のための追悼式が行われ、フランス人や米国人、観光客が多数集まり黙とうした。仏総領事も参加した。

 人々は、2001年9月11日の米同時多発テロで標的となった「ワールドトレードセンター(WTC)」のがれきの中から移植され、生き残りの象徴として「サバイバル・ツリー(Survivor Tree)」と名付けられた木の周りに集まり、フランス国歌を歌うなどした。同博物館によれば、追悼式はパリの事件で死亡した129人と多数の負傷者を悼み、また「並外れた勇気」を示した警官や救急隊員らをたたえるために行われた。(c)AFP