【11月17日 AFP】17日にブリュッセル(Brussels)で開催される予定だった、ベルギーとスペインによるサッカー国際親善試合が、仏パリ(Paris)での連続襲撃事件を受けて中止になった。ベルギーの内務省危機管理センターが、試合の中止を勧告したという。

 ベルギーでは16日、国内全土のテロ警戒レベルが4段階中の3(上から2番目)に引き上げられていた。

 政府筋はAFPに対し、「危機管理センターによって決定された」と明かしている。

 ベルギーサッカー協会(KBVBURBSFA)も試合の中止を認めており、「政府と連絡を取り、17日夜に予定されているベルギー対スペインの試合を中止すべきだとの勧告を受けた」と述べた。

「当局や、スペイン代表チームとも検討を行い、ベルギーサッカー協会は、試合を中止することにしました」

「モチベーションを高めていた2チームによる対戦が、直前で中止になったことは非常に残念です。多くのサポーターの皆様に、おわび申し上げます」

(c)AFP