【11月16日 AFP】(写真追加)フランスの空軍は15日、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の事実上の「首都」となっているシリア北部ラッカ(Raqa)を空爆し、指揮所と訓練基地を破壊した。仏国防省が発表した。ISが犯行声明を出したパリ(Paris)の連続襲撃事件以降、同国がISを空爆したのは初めて。

 作戦には戦闘爆撃機10機を含む軍用機12機が参加し、20発の爆弾を投下した。軍は声明で「破壊した第1目標は、ダーイシュ(Daesh、ISのアラビア語名の略称)が指揮所、過激派の人員採用施設、武器弾薬庫として使用していた。第2目標にはテロリスト訓練施設があった」と述べている。(c)AFP