【11月13日 AFP】ヒンズー教や仏教の聖地、インド・バラナシ(Varanasi)を訪れていたロシア人の女性観光客(23)が13日、ホームステ先で睡眠中に酸を浴びせられ、重度のやけどを負った。

 ウッタルプラデシュ(Uttar Pradesh)州の警察当局によると、ロシア人観光客のダリヤ・ユリエバ(Darya Yuriev)さんを襲ったのはホームステイ先のホスト家族の息子とみられている。やけどを負ったダリヤさんはすぐに病院に搬送されたという。ダリヤさんは約4か月にわたってインドに滞在していた。

 州警察当局のダルジート・チャウダリ(Daljeet Chaudhary)長官はAFPの取材に「(ホスト家族の息子が)13日未明、寝ているダリヤさんに酸の瓶を投げた」と語り、容疑者は現在逃走中だが「すぐに身柄拘束されるだろう」と述べた。(c)AFP