【11月14日 AFP】(記事更新)15-16フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ第4戦、エリック・ボンパール杯(Trophee Eric Bompard 2015)は13日、仏ボルドー(Bordeaux)のメリアデック・アイスリンク(Meriadeck Ice Rink)で男子シングル・ショートプログラム(SP)が行われ、宇野昌磨(Shoma Uno)が89.56点で首位に立った。

 現ジュニア王者の宇野は、自己記録を更新した。

 2位には86.82点でロシアのマキシム・コフトゥン(Maxim Kovtun)、3位には80.24点で村上大介(Daisuke Murakami)、4位には80.10点でソチ冬季五輪銅メダリストのデニス・テン(Denis Ten、カザフスタン)が続いている。

 一方、ソチ冬季五輪金メダリストの羽生結弦(Yuzuru Hanyu)を退け、今季のGPシリーズ第2戦のスケート・カナダ(Skate Canada International 2015)を制したカナダのパトリック・チャン(Patrick Chan)は、ミスを重ね76.10点の5位に沈んだ。

 チャンは、2013年大会ではSPとフリースケーティング(FS)で自己最高記録を更新し、合計では歴代最高得点を記録するなどエリック・ボンパール杯で過去4度の優勝を誇る。

 しかし1年間の休養から復帰したばかりのチャンは、冒頭の4回転ジャンプに失敗すると、トリプルアクセルでも崩れ、最高の出来とはほど遠い演技となった。(c)AFP