【11月12日 AFP】英国の画家故ルシアン・フロイド(Lucian Freud)が描いたカミラ英皇太子夫人(CamillaDuchess of Cornwall)の元夫、アンドルー・パーカー・ボウルズ(Andrew Parker Bowle)氏の肖像画が10日、米ニューヨーク(New York)でオークションに出品され、3489万ドル(約42億8000万円)で落札された。競売大手クリスティーズ(Christie's)が明らかにした。

 落札されたのは、フロイドが2003~04年、カミラ夫人がチャールズ皇太子(Prince Charles)と再婚する直前に描いた油絵。

 パーカーボールズ氏の英軍隊での経歴に敬意を表して「准将(The Brigadier)」と名付けられたこの絵は、この夜落札された戦後の近代美術作品の中で2番目の高値をつけた。

 最高値で落札されたのは、米ポップアートの巨匠、故アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)が1962年に描いたアクリル画「Four Marilyns(4人のマリリン)」で、3600万ドル(約44億円)だった。(c)AFP