【10月24日 AFP】米フィラデルフィア動物園(Philadelphia Zoo)で23日、同国内最高齢の雌のホッキョクグマ「クロンダイク(Klondike)」が安楽死させられた。同園が明らかにした。ホッキョクグマの平均寿命を超えていたクロンダイクの体調は急激に悪化していたという。

 飼育員によると、34歳だったクロンダイクはここ2週間、急速に衰え、立つのも歩くのも困難なほどだった。また、最近は尿路感染症も患っていたという。

 同園によると、動物園で飼育されるホッキョクグマの平均寿命は約24歳だという。この動物園には、クロンダイクとやって来て、共に暮らしていた同い年の雌のホッキョクグマ「コールディロックス(Coldilocks)」もいる。(c)AFP