【10月24日 AFP】ウクライナ南部オデッサ(Odessa)で、ウラジーミル・レーニン(Vladimir Lenin)像が、2か月後に最新作の公開を控えた人気SF映画「スター・ウォーズ(Star Wars)」シリーズに登場するダース・ベイダー(Darth Vader)に姿を変えた。

 ロシア革命の指導者レーニンは、現在のウクライナ政府支持派の多くからは嫌悪される存在。4月に可決された、共産主義時代の過去を想起させるような全ての象徴や記章などの排除を命じる法律の対象となったかたちだ。

 ダース・ベイダーは映画では悪役として描かれているが、ウクライナでは人気の存在だ。25日のウクライナの統一地方選挙でも、「ダース・ベイダー」を名乗る候補者がオデッサ市長に再び立候補している。(c)AFP/Volodymyr SHUVAYEV