【10月23日 AFP】SF映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー(Back to the Future)」シリーズに登場し、主人公のマーティ・マクフライ(Marty McFly)へのいじめを繰り返す悪役ビフ・タネン(Biff Tannen)のキャラクターが、米大統領選挙の共和党最有力候補、ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏から着想を得ていたことが分かった。

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 同映画の脚本家ボブ・ゲイル(Bob Gale)氏は「映画を作ったときにそれを考えていたよ!もちろんさ」と、米ニュースサイト「デイリー・ビースト(The Daily Beast)」に語った。

 映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2(Back To The Future Part II)』では、ビフ・タネンがカリフォルニア(California)州の架空の街ヒル・バレー(Hill Valley)を牛耳る27階立てカジノのオーナーとして登場する。

「PART2をもう一度見てごらん。マーティがビフのオフィスで彼と対決する場面があって、ビフの後ろの壁にはビフの大きな肖像画がかかっている。で、ビフが立ち上がり、その肖像画とまったく同じポーズを取る」

 ビフの高層カジノは、この映画が公開された1989年の5年前にアトランティックシティー(Atlantic City)に完成したトランプ・プラザホテル(Trump Plaza Hotel)に驚くほど似ている。

 この類似点について質問されたゲイル氏は、「そうだ」「それが僕らの考えていたことだ」と答えた。(c)AFP