【10月21日 AFP】エジプトの首都カイロ(Cairo)のエジプト考古学博物館(Egyptian Museum)で20日、ツタンカーメン(Tutankhamun)王の「黄金のマスク」の修復失敗で、あごひげ部分に硬化して残った接着剤の塊を取り除く作業が行われた。

 2014年8月、マスクのあごひげ部分が事故によって取れてしまったため、博物館の職員たちが修復したものの、接着剤が残ってしまっていた。修復チームを率いるドイツの修復専門家クリスチャン・エックマン(Christian Eckmann)氏によると、修復作業は年内に終了する見通しだ。(c)AFP