【10月8日 AFP】ハンバーガー、テニスボール、靴、ハンドバッグ、トイレ――奇抜な車のデザインで知られるインドのスダカール・ヤダブ(Sudhakar Yadav)氏はこれまで、南部ハイデラバード(Hyderabad)にある自身の博物館で、金属くずから作ったさまざまなデザインの車を披露してきた。

 そんなヤダブ氏が新たにデザインしたのは、1922年型T型フォード(Ford Tourer)をモデルとした高さ8メートル、長さ15メートル、幅5.7メートルもの大型車。内部には木製の扉、窓、階段があり、天井はチェスボードや気球で飾り付けられているが、エンジンはない。同博物館に6日に展示されるやいなや、多くの来場者を集めている。

 高さ12.67メートルの三輪車で世界一大きな三輪車のギネス世界記録(Guinness World Records)を保持しているヤダブ氏は、「世界一大きなアートカーとしてギネス世界記録を狙っている」とAFPの取材に答えた。(c)AFP