【10月7日 AFP】ブラジル保健省は6日、今年に入ってからのデング熱による死者数が、過去最多の693人に上ると発表した。デング熱は蚊が媒介する致死性の病気で、中南米で猛威を振るっている。

 同省によれば、当局がデング熱の感染者数を記録し始めた1990年以降、最多の死者数だという。またサンパウロ(Sao Paulo)州で最も多くの死者が出ている。今回の統計は今年初めから8月末までのもので、現在の死者数はもっと増えていると思われる。(c)AFP