【10月6日 Relaxnews】オーストラリアの首都キャンベラ(Canberra)市は9月30日、米配車サービス「ウーバー(Uber)」に代表される「相乗りサービス」を規制した上で合法化する方針を発表した。今回の動きは首都としては世界初。ウーバーをめぐっては世界各地で訴訟も起きている。

 人気アプリ「ウーバー」などの相乗りサービス事業者はキャンベラで10月30日から、合法的に客を乗車させることができるようになる。運転手と車両は、キャンベラがある首都特別地域(Australian Capital TerritoryACT)政府への認可申請と登録が必要となる。

 ACT政府は、相乗りサービスを合法化することで、通勤者の交通費を削減し、輸送業界のイノベーション(革新)を奨励すると述べている。また、タクシーの需要減少を補完するために、タクシーの年間許可料を2017年までに段階的に現在の4分の1に引き下げるとしている。(c)Relaxnews/AFPBB News