【10月16日 AFP】イタリアの古代都市ポンペイ(Pompeii)の遺跡で国際的な研究プロジェクトの一環として行われていた発掘作業で、骨つぼや硬貨など数多くの品が発見された。

 この発掘調査は、ローマ・ブリティッシュスクール(British School at Rome)、スペインの大学、バレンシア先史時代博物館(Prehistory Museum of Valencia)の考古学部が共同で行ったもの。

 発掘対象の一つ、オベリウス・フィルムス(Obellius Firmus)の墓からは骨つぼやローマ帝国の皇帝ネロ(Nero)時代の硬貨、ガラス製の骨つぼ、幼児の骸骨が発掘され、道路の下敷きとなっていたローマ帝国初代皇帝アウグストゥス(Augustus)時代の墓が見つかった。発掘された品々は、2016年にスペインで一般公開される予定だ。(c)AFP