【10月5日 AFP】ラグビーW杯イングランド大会(Rugby World Cup 2015)は4日、プールCの試合が行われ、アルゼンチン代表は45-16でトンガ代表を下した。

 ディエゴ・マラドーナ(Diego Maradona)氏のかの「神の手」が再び天に掲げられ、アルゼンチンは準々決勝進出に近づいた。

 サッカー界の英雄が、レスター・シティ・スタジアム(Leicester City Stadium)でアルゼンチンの応援団長となる中、ロス・プーマス(Los Pumas、アルゼンチン代表の愛称)は侮れないチームとされるゆえんを示した。

 アルゼンチンはホアキン・トゥクレ(Joaquin Tuculet)、フアン・イモフ(Juan Imhoff)、ニコラス・サンチェス(Nicolas Sanchez)、フリアン・モントーヤ(Julian Montoya)、サンチャゴ・コルデロ(Santiago Cordero)がそれぞれトライを挙げてボーナスポイントを獲得し、マラドーナ氏を歓喜させた。

 マラドーナ氏は得点の度に立ち上がり、ガッツポーズを連発して他の観客と抱き合った。

 アルゼンチンは、プールCで首位に立ちすでに8強入りを決めている王者ニュージーランド代表と勝ち点4差の2位につけている。

 来週の試合でトンガがオールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)に4トライ以上を挙げて勝利しない限り、アルゼンチンの準々決勝進出が決まる。(c)AFP