【10月4日 AFP】フランス南部コートダジュール(French Riviera、フレンチリビエラ)で、暴風雨と洪水により、川の氾濫で浸水した老人ホームで3人が水死するなど4日朝までに計12人の死亡が確認された。救急や地元当局が明らかにした。

 地元当局によると、避難しようと駐車場所を探していたとみられる5人が死亡。救急当局は、トンネル内部で立ち往生した車の中で3人が水死したと述べた。

 アンティーブ(Antibes)近郊ではブラーグ川(River Brague)の堤防が決壊し、近くの老人ホームなどに水が押し寄せた。

 また、人気のリゾート地カンヌ(Cannes)では60代の女性が、暴風雨による影響で冠水した道路で死亡した。(c)AFP