【10月1日 AFP】(写真追加)小包爆弾の連続爆発で死傷者が出た中国南部・広西チワン族自治区(Guangxi Zhuang Autonomous Region)・柳州(Liuzhou)市の柳城(Liucheng)県で1日、新たな爆発があった。国営メディアが伝えた。

 新華社(Xinhua)通信や地元メディアによると1日早朝、6階建ての集合住宅で爆発が起き、建物が損傷した。現場は地元の高速道路管理当局のそばで、付近には「がれきが散乱している」という。

 中国国際放送(China Radio InternationalCRI)によれば、現時点で負傷者の情報はない。地元住民はCRIに、爆発の衝撃で目を覚ましたが「地震かと思った」と話している。

 柳城県では9月30日、小包爆弾17個が政府庁舎を含む複数の場所で相次いで爆発し、これまでに7人の死亡が確認された。警察は「テロ行為」とはみておらず、「犯罪事件」として捜査を開始。容疑者として同県在住の男(33)が逮捕されている。(c)AFP