【9月25日 AFP】サッカー元ブラジル代表のレジェンドであるジーコ(Zico)氏は24日、国際サッカー連盟(FIFA)の次期会長選立候補に必要な推薦を得られていないことを明かした。

 6月にジョセフ・ゼップ・ブラッター(Joseph Sepp Blatter)会長の後任を決める選挙戦への出馬を表明していたジーコ氏は、正式な立候補のためには5つの連盟から支持を受けなければならない。

 しかしながら現段階では、母国のブラジルサッカー連盟(CBF)からの推薦も手にできていない。

 ジーコ氏はスイス・チューリヒ(Zurich)で記者団に対し、CBFから「『他の4連盟からの推薦があれば、われわれも支持する』と言われた」と明かしている。

 同地ではFIFAの理事会が開かれており、ジーコ氏はブラッター会長と面会。さらに、日本サッカー協会(JFA)や米国サッカー連盟(USSF)の幹部とも面会したが、推薦の確約を得られなかったとしている。(c)AFP