【9月16日 AFP】米当局は先月、イスラム過激派組織「イスラム国(Islamic StateIS)」に触発され攻撃を企図していたとして、15歳の少年を逮捕した。地元メディアは、標的とされたのは今月に初訪米するローマ・カトリック教会のフランシスコ(Francis)法王だったと報じている。

 法王は、今月22~27日の日程で、首都ワシントン(Washington D.C.)やニューヨーク(New York)などを訪問し、フィラデルフィア(Philadelphia)での野外ミサで訪米を締めくくる予定。

 国土安全保障省(Department of Homeland SecurityDHS)と米連邦捜査局(FBI)は8月14日の情報共同報告書で少年の逮捕を公表したが、標的が法王だったという言及はなかった。

 報告書によると、少年はISに触発され、「本土での攻撃を綿密に企図」していた他、「複数の実行犯、銃器、複数の爆発物を用意し、注目度の高い行事で外国要人を標的にしようとしていた」「ソーシャルメディアから爆発物の使用方法を入手し、それをさらに拡散させていた」とされる。

 ABCニュース(ABC News)は匿名の情報筋の話として、報告書で言及された「外国要人」はフランシスコ法王であり、少年はフィラデルフィア付近で逮捕されたと伝えた。

 法王はその庶民派の姿勢と、大勢の人々との触れ合いを好むことで知られており、訪米に伴い、米当局は極めて厳重な警備を敷く必要に迫られている。

 最終日の27日にフィラデルフィア美術館(Philadelphia Museum of Art)近くで開催される予定の野外ミサには、200万人が訪れると予想されている。(c)AFP