【9月12日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2015)は11日、混合ダブルスの決勝が行われ、リーンダー・パエス(Leander Paes、インド)/マルチナ・ヒンギス(Martina Hingis、スイス)組が、同一シーズンでは1969年以来となるグランドスラム今季3度目の優勝を飾った。

 大会第4シードのパエス/ヒンギス組は、米国のサム・キュエリー(Sam Querrey)/ベタニー・マテック・サンズ(Bethanie Mattek-Sands)組を6-4、3-6、10-7で破り、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2015)、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2015)に続き、混合ダブルスのタイトルを獲得した。

 グランドスラムの混合ダブルスにおいて、過去に同一シーズン3度の優勝を果たしているのは、46年前のマーティ・リーセン(Marty Riessen、米国)/マーガレット・コート(Margaret Court、オーストラリア)組だけとなっている。

 現在42歳のパエスは、グランドスラムでは自身9個目となる混合ダブルスのタイトルを獲得し、男子ダブルスでかつて一緒にコンビを組んだマヘシュ・ブパシ(Mahesh Bhupathi、インド)を上回り、同種目では史上最多となった。

 一方、34歳のヒンギスは自身が獲得したグランドスラムのタイトルの数を19に伸ばした。ヒンギスはこれまでシングルスで5勝、女子ダブルスで10勝、混合ダブルスで4勝している。

 ヒンギスはまた、サニア・ミルザ(Sania Mirza、インド)とのペアで出場している女子ダブルスでもタイトル獲得の可能性を残しており、決勝ではケーシー・デラクア(Casey Dellacqua、オーストラリア)/ヤロスラーヴァ・シュウェドワ(Yaroslava Shvedova、カザフスタン)組と対戦する。(c)AFP