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難民流入で「爆発寸前」、ギリシャ・レスボス島 担当相

2015年9月8日 12:20 発信地:アテネ/ギリシャ

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難民流入で「爆発寸前」、ギリシャ・レスボス島 担当相
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ギリシャのレスボス島にトルコからゴムボートで到着し、祈りをささげるシリア難民(2015年9月7日撮影)。(c)AFP/ANGELOS TZORTZINIS

【9月8日 AFP】ギリシャの移民政策担当相は7日、同国のレスボス(Lesbos)島に押し寄せている主にシリアからの難民1万5000人以上により地元住民の生活に大きな影響が出ているほか、一部で暴力行為も報告されるなど、島での状況が「爆発寸前」であることを明らかにした。

 移民担当相は、同島の住民8万5000人の負担軽減を目的に、島に押し寄せている難民らをギリシャ本土に移動するための別の経路を新たに確保するとラジオを通じて述べた。

 担当相は「ミティリニ(Mytilene)の町には現在、1万5000~7000人の難民がいる。これは、全省庁から集計した公式人数だ。現状は爆発寸前だ」と語った。レスボス島は、数千人の移民流入に頭を悩ませているギリシャの島々の一つ。彼らの多くは、近くのトルコ沿岸から船でやってきたシリア難民だ。

 レスボス島ではここ数日、登録手続きの遅れをめぐり、警察と移民、あるいは異なる国籍の移民同士での衝突がたびたび発生している。この遅れにより、欧州各地へと向かう難民らは、ここでの足止めを余儀なくされている。

 6日には、シリア難民に火炎瓶が投げつけられ、警察の増援部隊が島に出動する事態にも発展。この事件では、17歳の少年2人が、公園で眠っていた難民らに向かって火炎瓶複数を投げつけたとして逮捕され、シリア人男性1人が負傷した。

 ギリシャ沿岸には今年、23万人以上の難民が上陸している。ここ数週間は、夏の穏やかな気候もあり、その数が急増している。(c)AFP/John HADOULIS

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