【9月4日 AFP】米アリゾナ(Arizona)州の裁判所は3日、ドイツにあるラムシュタイン米空軍基地(Ramstein Air Base)に勤務していた米国人の男2人について、ドイツ人少女に性的暴行を加えたとして有罪判決を下した。

 米司法省によると被告2人は、欧州やアフリカを管轄する米空軍司令部があるラムシュタイン空軍基地基地内で店舗や娯楽施設を運営する会社の従業員だったが、2013年に基地近郊のラントシュトゥール(Landstuhl)で、体に障害のある10代少女を暴行したとされる。

 2人がソーシャルメディアのメッセージ機能で犯行前に少女を襲う計画について相談し、犯行後も事件について会話を交わしていたことが、有罪の証拠となったという。

 2人は共に親が軍属で、当時ドイツに住んでいた。被告のうち20歳の男は既に帰国し、アリゾナ州在住。もう1人の21歳の被告は、現在もラムシュタイン近郊に居住している。(c)AFP