【9月2日 AFP】マナーが悪く、怒りっぽい乗客が機内で騒ぎを起こす事件が相次いだ中国で、空の旅を脅かす新たな事態があったことが明らかになった――操縦士同士のけんかだ。中国の国営新華社(Xinhua)通信が1日、報じた。

 新華社によると、今年6月、中国連合航空(China United AirlinesCUA)の旅客機の操縦室で、操縦士2人が殴り合いをしたという。この旅客機が運航していた路線や乗客数などは明らかにされていない。

 新華社によると、けんかが明るみになったのは、中国民用航空局(Civil Aviation Administration of ChinaCAAC)が、CUAに対する処罰を発表した際だったという。CUAに対する処罰は運航量の10%削減と新たな路線の禁止。

 CUAは、操縦士たちの間には誤解が原因で「多少の身体的接触」があっただけだと釈明し、殴り合いに発展した事実はないとして火消しに努めているが、2人に半年間の地上待機を命じたことを明らかにしていると、新華社は伝えている。

 今年1月には中国の空港で、雪で足止めされた機内で腹を立てた乗客が非常ドアを開け25人が警察に拘束された他、14年の12月にはタイのバンコク(Bangkok)から中国に向かっていた旅客機の機内で乗客が客室乗務員に湯をぶちまけ、バンコクに引き返す事件などが起きている。(c)AFP