【9月2日 AFP】まさに倒れる寸前までショッピングを楽しんでいた女性がいた。ブラジル・リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)のシッピングモールで先月28日、流れ弾が女性のハンドバッグに当たったのだ。

「ショッピング・レブロン(Shopping Leblon)から友達と出てきたところだった」とレナタ・ブリト・モレト(Renata Brito Moret)さんはフェイスブック(Facebook)に投稿。「すごく近くで音がした。バッグの中に何かが落っこちてきたみたいだった」

 その「何か」とは銃弾だった。モレトさんがショッピング中に肩から下げていた革のバッグには、穴が4つ開いた。

「何が起きたのか、いまだにわからない。でももし私に当たっていたら、重傷だった」。モレトさんの先月31日の投稿には、弾丸と穴の開いたバッグの写真が添えられた。

 日刊紙グロボ(O Globo)は、警察にはこの付近での銃撃の報告はなく、遠くからの流れ弾だろうと示唆したと報じている。

 麻薬組織同士や、麻薬組織と軍隊級に武装した警察部隊との銃撃戦からの流れ弾は、リオデジャネイロでは日常茶飯の問題だ。(c)AFP