【9月1日 AFP】ローマ・カトリック教会のフランシスコ(Francis)法王は1日、今年12月に始まる「聖年(Jubilee)」の間、中絶手術を受けた女性や施術した医師らに「ゆるしを与える」よう司祭らに呼び掛けた。同教会内の保守強硬派の主張を封じた格好だ。

 フランシスコ法王は「これと異なる定めもあるが、私は聖年に、中絶を行った者でそれを深く悔い、ゆるしを求めている者に対しゆるしを与えることを、すべての司祭の裁量に委ねることを決意した」と述べた。(c)AFP